今年の阪神は〇〇に警戒？
買える馬買えない馬はコレ！！
皆さま、お疲れ様です。
斬鉄剣です。
中日新聞杯は果敢にトライしてヒモ同士の決着。
今回は阪神ＪＦの
独自の見解を説明していきたいと思います。
阪神ＪＦ 2018 予想ファクター
上がり３３秒台を使い連対
下の表は上がり３３秒台またはそれ以上の脚を使って
連対した馬の阪神ＪＦの成績です。
このレースは、毎年差し馬が優勢。
特に３３秒台の脚を使って連対したことのある馬の差し脚は活きます。
ちなみに集計データは過去５年の中の
メジャーエンブレムの勝った２０１５年を除く４年
で集計しています。
この年は人気のメジャーエンブレムが前目でレースを引っ張り
後続に脚をためさせない特殊な展開でしたので参考外にします。
後続はなし崩しに脚を使わされたので３３秒台の脚を使う以前の問題でした。
ただ、今年はそうならない。．．．という保証はないので
一応、２着はしぶとい脚を使うがキレ負けするウインファビラス
３着は淀みないペースでも追走を苦にしないスプリンターのブランボヌール
でした。
最近はスローになりがちで、３３秒台の脚を使うレースが増えてきています。
なので該当馬の数も多いですが、勝ち馬の４頭中４頭が該当するので、
該当しなければ勝てないというイメージで良いかと思います。
ちなみにメジャーエンブレムも新馬で３３秒の脚を使っています。
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プチ女傑を狙え
下の表は牡馬との
１４００ｍ以上の混合戦で好走した馬の阪神ＪＦでの成績です。
ダリア賞や中京２歳Ｓなど初夏に行われるレベルの低いレースの馬が
毎年というほど参戦していて、総数が多くなり数字を悪くしています。
しかし、それでもかなり優秀な数字です。
特に牡馬の本命どころが続々と登場する夏以降に勝っている馬は
やはり牝馬の中でも能力が抜けています。
さらに阪神ＪＦの前走で２番人気以内だった馬に絞ると
かなり優秀な数字になります。
これは周囲が既にこの馬は他と違うと認知できるほど
能力が抜けているからでしょう。
ちなみに勝ち馬で該当しなかったの去年のラッキーライラックです。
しかし、去年は該当馬が３頭しかいなかったので、
この条件を重要視するのは微妙な感じでした。
緊急警報
ここで緊急事態です。
ＪＲＡが去年から冬の阪神の馬場も高速化してきました。
なんと今年もそれを敢行してきたのです。。
傾向が少し変わってくる可能性があります。
そこで、馬場が高速の状態で開催された
２０１３年、２０１４年そして去年の３年だけの傾向も
見てみましょう。
上の表は高速馬場となった３年において馬券内にきた馬の中から
好位以上の位置でレースを押し切った実績のある馬を
ピックアップした表です。
どの馬も、最終コーナーを好位の位置で回り押し切った経験を持っています。
つまり
スピードの持続性に優れている、または持久力に優れています。
高速馬場では最後にスピード能力が問われます。
こういった競馬ができる馬が有利になるでしょう。
上の表で該当しなかった馬は、
前が止まらない高速馬場だと
ハープスターですら、２着に負けてしまうのです。
血統はスピード血統の米国型のミスプロ系、
そして、
スピードと仕上がりの早さに定評のある米国型のノーザンダンサー系、
具体的にはヌレイエフ系、ヴァイスリージェント系、ダンチヒ系などが
高速馬場に強いです。
あと、欧州型のミスプロ系ですが、ヌレイエフとその娘ミエスクを内包した
まとめ
阪神ＪＦは
上がり３３秒台を使って勝った経験の馬を
重視する
牡馬を相手に好走するような
プチ女傑が勝つ可能性が高い
しかし、
今年の阪神は高速馬場に警戒
なので
好位で押し切る競馬ができる馬
特にスピード持続型の血統を持っている馬には注意する
．．．ですね。
それでは．．．
有力馬の分析をしていきましょう。
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有力馬分析
ベルスルール
新馬戦が優秀な時計。
それを好位から楽に抜け出したのだからスピード能力は相当なもの。
ありあまるスピードの為、
道中で行きたがる面をみせるので折り合いが鍵。
父スウェプトオーヴァーボードでスピード一本調子の感があるが、
高速馬場への対応はできそう。
今後はスプリント路線で活躍しそうだが、
２歳の今なら１６００mでもゴマカシがききそう。
折り合いさえつけば、善戦可能。
シェーングランツ
アルテミスＳの前に話した通り
この馬は加速するのに時間がかかる。
アルテミスＳでも
最終コーナー手前から追い通しで加速がかかったのはラスト１Ｆ。
ただペースが早くなったのでそれがハマった形。
課題は解決できていないので過大評価は禁物。
今の阪神は高速馬場で同じく前走の東京も高速馬場。
しかし直線の長さが違うので今回は厳しい。
ただ課題をかかえた状態でこの強さ。
将来的にはかなり走る。
メイショウショウブ
デイリー杯ではアドマイヤマーズをぴったりマークする競馬。
ただの逃げ馬ではなく、
スピード能力が高いので前に行っている事がわかった。
牡馬それも
ここまで他馬を寄せ付けなかったアドマイヤマーズと叩き合い、
あわやというシーンを演出した。
能力は高い。
母父にキングカメハメハがいて、スピードの持続力もあるので、
今回の馬場向き。
逃げの一手だと厳しいので、
逃げをマークする競馬ができれば善戦可能。
ウインゼノビア
前走は早いペースを早めに仕掛けて交わされての４着。
脚色は上位の馬と比べると劣っていたが、
直線の長い東京であれだけ早く仕掛け、
最後までしっかり伸びたのは、スピード持続性が高い証拠。
母父が米国ノーザンダンサー系でスピード能力は高い。
直線が短くなる阪神ではもっとやれそう。
侮れない。
クロノジェネシス
前走は牡馬が相手。
それも最後の全体の上がりが３３秒という超切れ味勝負だった。
最後の３Ｆ全く止まらないどころか加速していく相手を
差し切って突き放すのだから能力は怪物級。
単純なスローの直線勝負なら
この馬に勝てる馬は現時点で見当たらない。
ただし、今回は高速馬場。
置いてかれずに射程圏に入れるかが鍵。
父バゴが母方にヌレイエフとミスプロを持っていて
母父がヴァイスリージェント系のクロフネ、さらに
母母のラスティックベルがミスプロ系と
父系以外はスピード血統が詰まっている。
タ二ノミッション
新馬戦は、好位から３３．４秒の脚を使い鮮やか。
しかし、東京の高速馬場にしては勝ち時計が物足りなかった。
今回はＧⅠなので全体のラップが上がった時に
同じ脚が使えるかが鍵。
自身はスプリンター、産駒はマイラーとスピード能力は高いが．．．
ビーチサンバ
前走は早く仕掛けた分、シェーングランツに差されたが、
ハイペースの中をブレずにしっかり伸びてきた。
ブレずに伸びたのは、この馬自体が高速馬場とハイペースの競馬を
得意としている証拠。
土曜の阪神メインのリゲルＳでは
同配合のパスクアメリカーナ圧勝している通り
時計の早い、淀みない流れはこの配合の得意分野。
勝ち負け。
レッドアネモス
２連勝の内容がどちらもスローの流れを前々につけての抜け出し。
スピードで押し切るというよりは、自在に動けるセンスがある。
今回は、ＧⅠの流れになるのでスピードの絶対値が試される。
２戦ともスローだったので未知数。
だが、逃げ粘っている最後の１Ｆでラップを落としているだけに
圧倒的な潜在能力を持っているとは思えない。
ダノンファンタジー
前走は最後の３Ｆが全体で３４．２だった。
これは過去のファンタジーＳでも早い上がりで、
ここまでスローになると前残りになるパターン。
それを差し切って、最後は流す余裕があった。
他の馬とは圧倒的に性能が違う。
この馬もかなり強い。
阪神のマイルも経験済み。
直線の爆発力はあるので、あとは今回の高速馬場がどうか？
母父はアルゼンチンの馬で短距離からマイルで活躍した。
スピード血統ではある？
ただ性能の違いで押し切る可能性は十分。
長々、読んでいただきありがとうございました。
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よろしくお願いします。
さて、
話は変わりますが
最近急激に寒くなってきましたね。
この時期の競馬場は
障害物がなく風が容赦なく吹きつけていて
他の場所よりも一段と寒く感じます。
というより、
以前までは最終レースが終わる前に凍死しそうでした。
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知らない方の為に一応、情報として
今時期の競馬観戦には心強い仲間です。
