ターコイズで着目するのは２つだけ？
買える馬買えない馬はコレ！！
皆さま、お疲れ様です。
斬鉄剣です。
今回はターコイズＳを
独自の見解で説明していきます。
ターコイズ 2018 予想ファクター
はじめに
ターコイズＳは、重賞になってから今年で４回目となります。
重賞になっての
１年目は⑪人気→⑯番人気→⑮番人気で決まり、
三連単は２,９５４,６８０円と大波乱
となりました。
皆さんの中で荒れる重賞のイメージが強い
と思います。
しかし、
その後２年は１７,１４０円、９４,５８０円と１０万円以内の配当が収まり、
やや落ち着きが出てきました。
ここは過度な高配当狙いは避け、
配当にとらわれず冷静にレースの本質を見定める必要があると考えています。
過去のデータが３年にもなるとレースの形も見えてきますから。
重視することは２点です。
タイムによる分析と
上がりの最速タイムです。
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タイムによる分析
下の表は
過去３年の勝ちタイムと前半の半マイル(８００ｍ)と後半の半マイルの時計です。
赤文字になっている
２０１５年と２０１７年の上がり３Fに注目してください。
実はスローになった時に変わるのは
前半の半マイルのタイムぐらい(青文字)で
上がりの３Ｆは全く同じくです。
上がり３Ｆ３４.７秒が
この時期の中山のマイルで牝馬が出せる限界値なのでしょう。
ちなみに３４.７はレース全体の数字です。
個別に見てみると
２０１７年のミスパンテールと２０１８年のマジックタイムの
このレースでの上がりは３４．２秒と同じ数字を出しています。
つまりペースがミドルであってもスローであっても
勝ち馬の３Ｆの限界値は３４.２秒あたりなのでしょう。
話を本題に戻して
２０１５年のシングウィズジョイの個別の上がりタイムは３４．４秒でした。
ん…？
と思った人もいると思います。
そうなのです。
差し馬の上がり３Ｆの限界が３４.２秒なのですから
先行する馬に３４.４秒というわずか０.２秒差のタイムで上がられてしまえば
差し馬は太刀打ちできないのです。
３４.４秒という数字は
スローになれば逃げ先行馬でも出せる数字です。
この振り幅の狭さが波乱を生む要素となっているのです。
過去３年の上がりの３Ｆは、
スローになれば前にいる馬が出し、やや流れれば後ろの馬が出す形なり、
結局変わらない数字を記録しているのです。
ターコイズＳに求められる能力は
３４．２秒前後の上がりの限界値を繰り出す能力
と
３４．２秒前後で勝てる位置にいれる機動力
が必要なレースなのです。
さて、過去のレースの詳細はどうだったのか？
検証してみましょう。
最速上がりで検証
３４．２秒前後の上がりの限界値を繰り出す能力が必要なわけですから
当然
馬券になる馬は
早い上がりの数値が出せる馬でなければなりません。
ここで
過去３年のレースの出走馬の最速上がりと
その上がりを出した時の条件を表にしてみました。
場所・クラス・距離・着順・位置取り・上がり３Ｆと
どのような状況で最速の上がりを出したのか？
細かく出してみました。
そして、それぞれ突出した数字は赤文字にしました。
赤文字の判断基準は次の通りです。
クラス・・・当然ながら未勝利戦でも上がり３３秒台は出ます。
しかし、やはり上級クラスのメンバーと走った時に出る上がりの方が価値があります。
なので１６００万下を最低ラインとして、それ以上のクラスならば赤文字にしました。
距離・・・これはターコイズと同じ１６００mで出した上がりを高く評価し、赤文字にしました。
着順・・・キレ勝負になった時に勝ち負けにならなければ意味がありません。二桁着順
でも３３秒台を記録する馬もいるわけですから。馬券内の３着までを赤文字としました。
ちなみに最速上がりは、それぞれの馬の３着以内のレースからピックアップしました。
上がりが早くても勝負にならなかったレースのタイムでは参考になりませんから。
位置取り・・・先行して尚且つ早い上がりを使える馬が有利です。
早い上がりを使ってる５番手以内の位置取りを赤文字にしました。
上がり・・・３３秒台はかなりの馬がクリアできる数字です。
しかし、３３秒台の前半となると難易度があがります。
なので、３３秒台前半より早いタイムを赤文字にします。
では、まずは２０１５年です。
位置取り以外が全て赤文字になっている馬は、
全体を赤く塗りつぶしてみました。
全体が赤くなっている馬が上位にきていることがわかると思います。
ちなみに下位に入った３頭。
カレンケカリーナは、上がりが出やすい新潟なので少し低く評価
すれば馬券から外せます。
２着のダンスアミーガも同じく新潟での記録ですが、
東京のＧⅡで先行して３３秒台を記録し掲示板に入っています。
これを補正として加えます。
レッドリヴェールは、既にピークが過ぎていました。
一番難しい判断になるのが、ゴールデンナンバーです。
この馬はここの２走前に穴をあけて、その後に長い低迷期に入ります。
このレースがその低迷期の入り口あたりになります。
しかし、さすがにそこまでは誰もわかりせん。
つづいて、２０１６年です。
マジックタイムは、
３３秒台が多い馬だったので最速上がりを載せましたが、
赤く塗りつぶせる条件も満たしているので、補正に入れておきます。
塗りつぶせない理由がクラスの５００万の部分です。
しかし、ＧⅠで掲示板内に来た時に３３．３秒を記録しています。
これを補正として入れておきます。
すると、この年は塗りつぶした馬のワンツーとなり、
３着もほぼ塗りつぶし条件を満たしているカフェブリリアントとなります。
もう１点、注目したいのが
位置取りが赤文字になっている馬達です。
先行しての最速上がりを記録している馬達に赤文字が少ないのがわかります。
先行勢の赤文字が少ない時に、つまり上がりの数値が低い時には
差し馬が台頭してくるのかもしれません。
最後に２０１７年です。
赤く塗りつぶした馬で馬券内を独占しています。
着外になったバンゴールは、やはり新潟での記録で評価を低くすれば
馬券として切れます。
ではオートクレールは？？？
実はここでもう一つ
赤く塗りつぶした馬の好走と凡走の差は．．．
重賞で掲示板内があったかどうか？なのです。
赤く染まってない馬のシングウィズジョイはフローラＳ勝ち、
２０１７年で、クラスが１６００万下でギリギリの赤文字の２頭の
ミスパンテールはチューリップ賞２着
フロンティアクイーンはクイーンＣ２着でした。
赤く塗りつぶした馬の中でも
過去に重賞の好走歴がある馬を重視しましょう。
その他の要素
その他の要素としては血統です。
寒くなり洋芝のオーバーシートの占める割合が高くなる中山競馬場の芝コースでは
軽い馬場向きの血統よりもパワーのいる馬場向きの血統が走ります。
ロベルト系の血が入った馬
キングカメハメハの血が有効です。出走してきたらチェックしましょう。
去年は、メイショウサムソン産駒が２、３着に入りました。
メイショウサムソンは父はサドラーズウェルズ系、母はリファール系という
ノーザンダンサー系のクロスになっています。
一見重そうに見えますが、
パワー兼備ながら３３秒台の切れを繰り出す産駒がでる傾向にあります。
母系のリファールの影響でしょう。
まとめ
早い上がりを使える逃げ先行馬がいたら
最有力なので優先すし、
そういった馬が少ない場合には
差し馬が台頭するので
差し馬は１６００万下以上の
マイルでの上がり実績のある馬を重要視する
と
その中でも
重賞での好走歴のある馬を優先する
．．．ですね。
それでは．．．
有力馬の分析をしていきましょう。
有力馬分析
有力馬の分析というより
今回は出走馬の過去の上がり最速実績を表にしました。
重賞での好走歴のある馬には
馬名の前に★印を付けてみました。
参考にして見てください。
長々、読んでいただきありがとうございました。
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よろしくお願いします。
さて、
話は変わりますが
最近急激に寒くなってきましたね。
この時期の競馬場は
障害物がなく風が容赦なく吹きつけていて
他の場所よりも一段と寒く感じます。
というより、
以前までは最終レースが終わる前に凍死しそうでした。
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ー２５度まで耐えれるそうです。
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知らない方の為に一応、情報として
今時期の競馬観戦には心強い仲間です。
